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企業・教育機関でiOSアプリ利用ならApple Volume Purchase Program (VPP)

2019/01/30

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タブレットによるICT教育を推進する教育系団体が「単語帳メーカー」導入にいたった経緯

Apple Volume Purchase Program ( VPP ) というプログラムをご存知でしょうか。
教育機関や企業などといった団体で、iPhoneやiPadなどのAppleデバイスのスマートフォンやタブレット端末にアプリを導入する機会がある方(担当者様)はこのVPPという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
※ 普段プライベートのみで個人のAppleアカウントからアプリを購入やダウンロードしていた方には馴染みのない名称かもしれません。

この VPP というものは、Appleが「個人での利用」ではなく、「大きな組織·団体向けにアプリを利用するために最適化されたもの」で、大量の端末にアプリを導入して管理·運用する機会がなければまず必要にならないものです。

その代わり、大量の端末を所有していて、そこにアプリを導入して管理·運用する必要のある場合には、まさに「無くてはならないプログラム」であるといえます。

今回は、そんな VPP に関して解説をしていきます。

Apple Volume Purchase Programを活用してアプリを便利に導入·管理

Apple Volume Purchase Program ( VPP ) とは?

ます始めにこの VPP とは何か?といいますと「教育機関や企業などで大量のiPhone端末を管理·運用することを目的としたプログラム」です。

通常の個人アカウントのように組織·団体の大量の端末を管理·運用しようとした場合には、1台ごとにAppleアカウントを作成しなければならず、そのアカウントの管理も1台ごとに設定しなければなりません。
また、一般的な企業などでは有料アプリやアプリ内課金を購入する場合に必要な「iTunesカード」は「ギフト券」扱いされて経費として計上されないこともあります。

そのようなケースを想定されて作成されたのがこの VPP です。

VPP を導入するメリットとは?

それでは、実際にVPPを導入したらどのようなメリットがあるかをいくつか挙げます。
いずれも大量の端末単位になると大変時間と手間を取られ悩みの種になるものですが、これらが自動化(機械化)できるためとても魅力的に感じるはずです。

その1 アプリのインストールが楽に

(アプリの)製品引き換えコードから任意の端末にインストールさせたり、または管理画面で登録済みの端末へ一斉に配布することができます。
通常の一般アカウントを利用するような、一台ずつの端末からログインしてアプリを探してという手間が省けるので大変便利になります。

これだけでも、管理者の手間が減って魅力的に感じると思います。

その2 アプリ購入にiTunesカードがいらない!

普通の一般的なAppleアカウントでは、アプリ購入の際にiTunesカードやApp Storeカードを購入しなければいけませんでした。
それがこの VPP を利用すると、購入の際にクレジットカードでの支払いが可能になります。

企業や教育機関の方は、ITC導入の際にこの支払い問題にも頭を悩ませることが多いかと思いますが、クレジットカードでの決済が可能というのもその辺りを理解しているプログラムならではですね。
さらに、VPP に対応しているアプリはそのほとんどが複数購入の際の「割引対象」となっています。

1アプリで見れば数百円でも、一度に数十台·数百台への端末に導入すればとんでもない金額になってしまい大きな金銭コストとなってしまいますが、割引になっていれば経費も幾分か浮かすことができます。

端末自体の一元管理が可能に!

VPP と管理する専用の画面を利用することで、全ての端末の設定を一元管理して手間なく配布をすることができます。
端末一台一台に直接触れて設定しなくていいということは、管理でかかる膨大な手間を圧縮できる上に、設定漏れなどの人的ミスを最小限に抑えることにもつながります。

VPP を導入するために必要なもの

VPP を導入するためには、下記が必要になりますので、ご利用の際には前もって準備しておくことをおすすめします。

01. 企業や団体の情報
02. 担当者情報
03. D-U-N-Sナンバー

※ この他にも有効な履歴事項全部証明書のデータ(pdf形式など)も必要な場合もありますので、実際に登録をすすめていただいてご確認ください。

VPP 登録の際の最大のネック!D-U-N-Sナンバー!

この「D-U-N-Sナンバー」という聞きなれない番号を知っていますか?
「The Data Universal Numbering System」 の略で、D&B社が世界の企業を識別するために独自に開発·管理している企業コードです。
日本では株式会社東京商工リサーチが運営しています。

VPP や Apple Developer Center (Appleの法人開発アカウント)の登録で必要なものなのですが、これの取得に若干手間取る可能性がありますので、VPP利用のための準備はお早めにしておくことを推奨します!

VPP 導入の方法

実際の導入に関しては、Appleのサイトで詳細に説明していますのでこちらをご覧ください。
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単語帳メーカーの取り組みについて

単語帳メーカーでは、2017年3月に2017年3月に某教育関係の団体様から導入についてのご相談があり、最初から広告削除の有料オプションを組み込んだ有料バージョンの単語帳メーカーをリリースいたしました。

VPPは、アプリ内課金には対応していないため、有料オプションを購入することができないためです。

実際の教育現場にて導入·ご活用いただき、誠にありがとうございます。これからも皆様の学習のお役に立てるようにアプリを改善してまいります。
企業や教育機関のITC担当者様も、導入を検討されておりましたら是非、お気軽にお問い合わせください。
>>お問い合せはこちらから<<

下記が実際に導入いただいた単語帳メーカー(広告無し版)です。

タブレットによるICT教育を推進する教育系団体が「単語帳メーカー」導入にいたった経緯

アプリ名 単語帳アプリ 単語帳メーカー
対応OS iOS 13.0以降
カテゴリ 教育
評価
4.6 (4,068 ratings )
価格
無料(¥0
ダウンロード iOSアプリ
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